 
 
 
 
 
   
飽和蒸気圧は, Antoine の式より求める. 
|  | (F.1) | 
 は飽和蒸気圧,
 は飽和蒸気圧,  は温度,
 は温度, 
 である.
 である. 
 は Antoine 係数である. それらの値は化学便覧改訂 4 版から得る. 
化学便覧改訂 4 版では, 圧力の単位が mmHg, 温度の単位が
 は Antoine 係数である. それらの値は化学便覧改訂 4 版から得る. 
化学便覧改訂 4 版では, 圧力の単位が mmHg, 温度の単位が  C であ
るので, 単位の換算項が付加されている.
C であ
るので, 単位の換算項が付加されている. 
任意の温度が与えられた場合, 凝縮量は飽和蒸気圧と分圧の差として見積もるこ とができる.
硫化アンモニウムの生成反応 
|  | (F.2) | 
|  | (F.3) | 
飽和蒸気圧と潜熱はクラウジウス・クラペイロンの式, 
|  | (F.4) | 
 の式としてまとめなおすことで, 
潜熱は以下のように与えられる.
 の式としてまとめなおすことで, 
潜熱は以下のように与えられる. 
|  | (F.5) | 
 は凝縮成分に対する気体定数である. 
Antoine の式を代入すると,
 は凝縮成分に対する気体定数である. 
Antoine の式を代入すると, 
|  | (F.6) | 
硫化アンモニウムの生成反応 
 SH のエントロピーと NH
SH のエントロピーと NH と H
 と H S の
エントロピーの差が, 反応に伴うエントロピー変化に対応する.
S の
エントロピーの差が, 反応に伴うエントロピー変化に対応する. 
NH SH のモルエントロピーは,
SH のモルエントロピーは, 
 は (F.7) の反応式の
圧平衡定数である. NH
 は (F.7) の反応式の
圧平衡定数である. NH と H
 と H S のモルエントロピーの和は,
S のモルエントロピーの和は, 
|  | (F.11) | 
 SH 生成反応の圧平衡定数を代入すると,
SH 生成反応の圧平衡定数を代入すると, 
|  | (F.12) | 
 
 
 
 
