惑星大気研究会 (WTK)

惑星大気研究会とは

惑星大気研究会 (WTK) は, 惑星大気科学に関するさまざまな話題を議論する場です. 研究会とビデオ会議システムを用いたオンラインセミナーを行っています.

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オンラインセミナー第 98 回 2018 年 12 月 18 日 (火) (15:00 - 16:30)

話題提供者
  • 相木秀則(名古屋大学宇宙地球環境研究所)「大気と海洋の波動エネルギーのライフサイクル解析による熱帯気候変動メカ ニズムの解明」
要旨

大気と海洋の様々な長周期(季節内~季節間スケール)波動は熱帯域の気候変動現象(MJO/ENSO/IOD)の発達・終息において重要な役割を担う。これらの波動を解析する際に従来の準地衡流近似に基づく診断理論は中緯度域と熱帯域の接続を整合的に取り扱えないという問題があった。研究代表者の最近の理論研究によってエネルギーフラックスの診断式のブレークスルーがもたらされた。これは大気海洋中の擾乱エネルギーのライフサイクル(発達・伝達・消散過程)を緯度帯の制限なくトレースするための強力なツールである。これによって擾乱エネルギーの流れを可視化して定性的に理解するだけでなく、厳密な定量化により各力学過程の最重要なものを明確化することができる。本研究ではこれを適用して、熱帯と中緯度の波動をその相互作用も含めて連続的にトレースすることで、熱帯の主要な気候変動イベントの発達・終息メカニズムを解明する。本研究では熱帯気候変動メカニズムの新しい理解を縦糸、エネルギー生成域から消散域までの経路同定を横糸として双補完的に推進する。

接続機関 (予定)

神戸大, 九大

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