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: NumRu::Derivative
: NumRu::Derivative
本ドキュメントでは, NumRu::Derivative で定義される threepoints_O2nd_deriv で用いる
不等間隔格子の二次精度差分についてまとめる. この差分は極端に不等間隔ではないデータに
対して二次精度の差分を与えるものである.
今, 関数
を, 数列
上に離散化する.
ここで,
と
はほぼ同じオーダーの値である場合を想定して議論を進める.
ここで,
を各格子点近傍にてテイラー展開する.
ここで,
はそれぞれ
における
の
に関する一階および二階の微分項,
は
のオーダーの値を表す. 両式から
の項を消去するために,
(1.4) -
(1.5) を計算すると,
 |
 |
(1.6) |
となる. 上式を変形して
これより, 2次精度差分の公式は
 |
 |
(1.9) |
と書くことができる.
Tsukahara Daisuke
平成17年3月3日