コリオリの力 コリオリの力は, 座標系が回転しているために現れる「見かけの力」である. コリオリの力は物体の運動方向に直角に働き, その大きさは速度に比例する. 北半球では,運動方向に対して右向き, 南半球では左向きである. 通常コリオリの力は重力よりもはるかに小さいので, 鉛直方向の成分はほとんど問題にならず, 水平方向の成分だけを考えることが多い. この場合,コリオリの力は緯度をθとして sin(θ) に比例する. つまり,コリオリの力は北極,南極で大きくて, 赤道では 0 である.
コリオリの力は物体の運動方向に直角に働き, その大きさは速度に比例する. 北半球では,運動方向に対して右向き, 南半球では左向きである.
通常コリオリの力は重力よりもはるかに小さいので, 鉛直方向の成分はほとんど問題にならず, 水平方向の成分だけを考えることが多い. この場合,コリオリの力は緯度をθとして sin(θ) に比例する. つまり,コリオリの力は北極,南極で大きくて, 赤道では 0 である.