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dcpam3 を用いて同期回転惑星のテスト計算を行った.
計算設定は以下の通りである.
- 入射太陽フラックスが経度 0 度から経度 180 度の半球領域にのみ入射し,
残りの半球には入射しないものとする.
昼半球と夜半球がずっと存在する状況に対応する.
- 太陽定数は 1380 W/m^2.
- 放射スキームは, agcm5 のデフォルトスキームで灰色設定.
- 地表面は swamp 条件.
地表面アルベドは 0 に固定.
- 暴走温室状態の計算で使っていた鉛直フィルターは適用してない.
- 分解能は T21L16.
- 200 日計算. タイムステップは 8 分.
- 初期値は, 静止・280K の等温・q=10^{-3} の一様比湿
使用したソフトウエア構成は以下の通り.
- dcpam3-20061118 に物理過程モジュール(入射フラックス計算etc)を追加したもの
- gt4f90io の cvs 版. ChangeLog の最終日付けが 2006-07-25 Tuesday 12:19
となっている版
- netcdf-ffc5. deb パッケージ. バージョンは 3.6.2-1.
- 太陽定数 1380, Ω 1 倍, 重力 1 倍の場合
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2007/10/30, Since: 2007/05/11