[ DIGMO 正二十面体格子全球非静力学モデルの基本テスト(大気波動の伝播テスト)結果]

テストケース 4: Matsuno-Gill パターン

計算設定

• 全球, 鉛直方向 10 km
• 水平解像度 : glevel 5 (水平格子間隔 約 224 km)
• 鉛直解像度 : 20 層 (鉛直格子間隔 500 m)
• 時間刻み : small time step 450 秒/large time step 1800 秒
• 時間積分法 : 2 次の Runge=Kutta 法

初期条件

• 基本場
  • 浮力振動数 Ns=0.01(一定) [s-1], 地表面圧力 10^5 [Pa], 地表面温度 313 [K]
  • 静止大気

境界条件

• 上, 下端境界: 固体壁

• 鉛直速度ゼロ
• 断熱壁

その他

• 熱強制: 緯度経度(0, 0) に中心を持つ水平方向に楕円型, 鉛直方向にsin型の熱源を与える.
• 水平方向に bi-harmonic 型の数値フィルタ, 鉛直方向に 6 次の数値フィルタを適用.

詳細は NAMELIST ファイル を参照のこと.

計算結果

	10 日後 (t=864000 sec)
case1_t10days_z1250.png z=1250 m における流線関数場	case1_t10days_z8750.png z=8750 m における流線関数場
	20 日後 (t=1728000 sec)
case1_t20days_z1250.png z=1250 m における流線関数場	case1_t20days_z8750.png z=8750 m における流線関数場
	30 日後 (t=1728000 sec)
case1_t30days_z1250.png z=1250 m における流線関数場	case1_t30days_z8750.png z=8750 m における流線関数場
	赤道上の東西風の時間発展
case1_zonalWin_tempVariation.png