[dennou-ruby:002339] ruby-netcdf 0.6.2 released

[Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

堀之内です．

RubyNetCDFを更新し，0.6.2としました：
http://ruby.gfd-dennou.org/products/ruby-netcdf/

0.6.1 からの違いは コンフィギュアースクリプト(extconf.rb) におい
て OPeNDAP/DODS 3.5 系をサポートするようにしたことだけです．
(これまでの 3.4系サポートもそのまま残してありますが，3.5 系があ
ればそっちを優先します)   機能的には全く変化ありません．
なお，RubyNetCDF の 0.6.0 と 0.6.1 の違いも MacOS 対応のみとなっ
てます．

パッケージを管理されてる皆様：

既に DODS 対応で配布している Vine については，アップデートは全く
必要ありません．

DODS 対応でない形で配布されてる方，DODS 3.5 系のクライアントライ
ブラリーは，よりインストールしやすくなったそうですので，もし良け
れば試してみてください．下に神代さんからの情報を引用します．
（今回の改訂はこの情報に従ってしました．有難うございました．）

From Koshiro>
> 手元のPC (OS は Debian) で試してみました．
> 
> http://opendap.org/download/nc-dods.html
> 
> から，netCDF Client Library をインストールすればよいようです．
> 
> 安定版(?)の 3.4.7 ではうまくいきませんでしたが(よくわからないのですが，
> とりあえずインストールはできるけど，ruby-netcdf が正しくコンパイルでき
> ませんでした)，最新の 3.5.1 でやってみるとうまくいきました．
> 
> この新しいバージョンのほうが，各パッケージが独立になっていて，ずいぶん
> 見通しがよくなっています．
> インストールも，libdap-3.5.1.tar.gz, libnc-dap-3.5.1.tar.gz をそれぞれ
> configure, make, make install するだけでお手軽でした．
> 
> ただし，コンパイルには libcurl, libxml2 というライブラリが必要です．
> Debian ではオフィシャルなパッケージがありました．他のディストリでも同
> 様だと思います(入ってなければ自分で入れる必要はありますが)．
> 
> ruby-netcdf を再インストールしたら，DODS経由でGGraph描画ができました．
> 
> # コマンドやライブラリの名前が 3.4系 → 3.5系 で変わっているので，
> # ruby-netcdf の extconf.rb を一部書き換える必要がありました．
> 
> ちょうど Cygwinパッケージの更新作業もしていたところなので，Cygwinでも
> できるかどうかあとで試してみます．

上記の extconf.rb 書き換えを行ったものが RubyNetCDF 0.6.2 です．

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堀之内 武                    horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx
京都大学生存圏研究所               611-0011 宇治市五ヶ庄