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[dennou-ruby:002175] GPhys 0.4.0 released
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:002175] GPhys 0.4.0 released
- From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 16 Mar 2005 23:53:32 +0900
堀之内です。
GPhys をアップデートし、ver 0.4.0 としました:
http://ruby.gfd-dennou.org/products/gphys/
よりダウンロードできます。
パッケージ作者の皆様、ワークショップ直前の改訂で申し訳ありません。
もっと早くリリースしたかったのですが、遅くなってしまいました。こ
れでもう、ワークショップまで私がメンテするパッケージの改訂はしま
せん。もしできましたらワークショップまでにパッケージのアップデー
トをお願いできれば嬉しいです。(アップデートしなくても恐らくチュー
トリアルへの影響はないだろうと思いますが。。。 塚原様:EP flux関
連等大丈夫でしょうか?)
今回の改訂の目玉は、西澤君による grib 形式のサポートです。
地図投影グリッドはまだ扱えませんが、緯度経度グリッドで等間隔だけ
でなくガウス緯度もサポートしてます(ガウス緯度の場合格子点値を計
算して生成する)。grib サポートにより、
a_gphys = GPhys::IO.open(file, varname)
で開けるファイルの種類は、
NetCDF
GrADS
grib
の3種になりました。これらの形式がどれでも全く同じプログラムで解
析・可視化できます。なお、grib から作る GPhys オブジェクトは、
NetCDF の CF コンベンションに基づいた、'standard_name' という属
性を持つようになってます。(豊田さん、これナイスでしょ?)
以上、全部西澤作です。有難うございます。
それ以外に、NetCDF 0.6.0 における scale_factor/add_offset と欠損
値の扱いの改善に呼応した改訂や、グラフィック回りの強化、デバグ等
があります。 GPhys::IO には新メソッド var_names ができ、ファイル
の種類がどれかわからなくても、ファイル中の GPhys 化できる変数名
を調べることが出来るようになりました。