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[dennou-ruby:001078] Re: 1st Dennou Ruby Workshop
吉村です。
At 11:04 PM +0900 02.2.1, Takeshi Horinouchi wrote:
>
>あと、最近コメント頂いてなかった吉村さんのことをうっかり忘れてま
>した(気象研究所の研究員です)。
いえ、構わないです。
>すみません、吉村さん、使ってみて
>の感想など報告して頂けると幸いです。勝手ながら16日の仮プログラム
>に挙げさせて頂きました。
いきなりで少しびっくりしましたが、
豊田さんと同じくボルダーに出張で、出席できないです。
このメールで少し感想を書いてみます。
(まだ経験が少ないですし、間違いがあるかもしれません。
その時はご指摘ください。)
普段、図の作成にgrads(http://grads.iges.org/grads/grads.html)を
使用しているので、どうしてもgradsと比較してしまうのですが、
gradsと比べていい点は、
機能が豊富で、また機能の追加が容易であり、図を書くだけでなく
データ解析を行う等、rubyだけでなんでもできてしまうことが
挙げられると思います。
また、図を書くこと自体もadvanceddclの方が機能が多いです。
魅力的な点が多くあり、これからの発展にすごく期待しています。
その反面、quick look的にちょっと図を見たいという時には、
gradsの方がお手軽です。機能が少ない分、より少ない命令で
interactiveに図が書けるように思います。
advanceddclでもirbでinteractiveに図が書けますが、
require "numru/advanceddcl"
include NumRu::AdvancedDCL
include NMath
Dev.open("X")
Frame.new
など色々前置きが必要そうで、多少手間です。
また、X windowに試行錯誤して書いた図をファイルに落とす際に、
Dev.close
Dev.open("ps")
とし直してから、もう一度図を書き直さなければいけないように思います。
(gradsだと、あらかじめ
enable print file.gm
としておけば、
print
の一行でX window上の図をファイルに落とせます。)
現在のところ、advanceddclは、irbでinteractiveに図を書くより、
スクリプトでプログラムを作成するのにより適しているように思います。
あと、dvanceddclのデモを実行していて、DCLからのメッセージが出ますが、
私はDCLをあまり知らないので、少し分かりにくく感じました。
--
吉村 裕正 ( Yoshimura, Hiromasa )
気象研究所 気候研究部 第4研究室