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[dennou-ruby:000909] Re: AdvancedDCL installation report



塩谷です. 

どうもうまくインストールが通らないといっていましたが, 神代君が用意して
くれた「ルートさんになれない人の場合」に沿ってやってみると, Solaris,
Linux(Vine) の環境でちゃんと資源を構築することができました. (こちらの
方が, クリーンな環境でのインストールに近く, 余計なトラブルは少なそうで
す. )

いやー, とうとうここまできましたか, 感無量ですね. スピード的にも全く遜
色ないですし, 今後の仕事のやり方として, これまでの C や Fortran の資源
を Ruby から使うというスタイルが一般的になっていくであろうことを予感さ
せます. 

たぶん, ごくふつうのプラットフォームでしたらコンパイルできそうなので,
興味のある方はぜひ一度試してください. 

advanceddcl-0.1.5/demo にあるデモプログラムを動かしてみましたが, すべ
て動きました. ただ, よく見るとオリジナルのデモプログラムとは異なる結果
になっているように見受けられるものがあります. 

ちょっとこちらでもう少しよく見てみることにします. 

以下, 気になったことを書きます. 

(1) ruby に関するインストールで, たとえば advanceddcl についていうと, 
    1:install, 2:site-install を選ぶようになっていますが, この違いは何
    なのでしょうか?

(2) dcl-5.2-C はちゃんと動いていますが, 地図投影に関する小さな閾値の設
    定がうまくいっていないようで, 地図関連のデモで一部図が見苦しくなる
    ものがあります. これについては私の方でチェックします. 

    それを除いては dcl-5.2-C はちゃんと動いているようですので, 以前堀
    之内君から出ていた改善要求に対しては, 対処の必要なしと判断できます. 

(3) rbdcl について, demo は動くが demo_new だとまずそうなんですが,
    make の際は proto_new に入っているように見受けられます. これ, 統一
    した方がいいのではないでしょうか. 

(4) cpp が一般的なパスに入っていなくて, あれっ?と思うことがしばしば.
    これはパスを通す以外の対処方法はないのでしょうか?

取り急ぎ報告まで.