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[dennou-ruby:000667] Re: call for design of the ruby plotter 補足
川那辺です。
補足事項をいくつか述べておきます。
まず、この話し合いは今年2月2日に堀之内、内藤、小坂(京大宙空電波)、
竹田(京大宙空電波)、川那辺の5人で行われたもので、
主に絵を描く上で必要な機能について話し合いました。
更に、この描画クラス設計にはUMLというモデル作成のための言語
を用います。具体的には要望をまとめたユースケース図、クラス同士の関係
を示したクラス図、オブジェクトの時間軸上での相互関係を示したシーケンス
図などを作成していきます。つまりUMLとは自らの考えを整理し、クラス設計
を効率よく行うための言語であるわけです。
以上、補足でした。
----- Original Message -----
From: "Naoki Kawanabe" <kawanabe@xxxxxx>
To: <dennou-ruby@xxxxxx>
Cc: <davis-ml@xxxxxx>
Sent: Tuesday, February 13, 2001 1:55 PM
Subject: [dennou-ruby:000666] Re: call for design of the ruby plotter
> 川那辺です。
>
> 皆様から挙げていただいた要望をもとに
> 話し合った結果を流しておきます。
>
> -----------------------------------------------------
> ・要望の追加
> 1.描画結果の内部情報にアクセス
> (例) 座標位置、コンタレベル、指定した点での値
> 色とか太さとか…
> 2.描かれた物や書いた領域に関する情報を管理できる
> ⇒カラーバーとかデータラベルを書きたい
> (追加)ベクトル場のユニットベクトル
> 3.GUIからもいろいろできるようになって欲しい。
>
> ・パラメータに関して
> 描画パラメータのテーマ
> 自分用のパラメータを設定でき、それを保存して、
> 複数個を切り替えられる。
>
> ・パラメータの構造に関して
> パラメータは、
> RUBYで実行すべき
> 下位(DCL)で実行すべき
> その中間(どっちでもできる)
> といった種類に分けられ、それらが階層構造を成す。その後の話し合いで
> パラメータはデフォルトパラメータの1部と1描画限りのテンポラリパラメー
タ
> から成るプロパティを描画命令オブジェクトに持たせることにより実現するこ
> とを決定。
>
> ・その他の機能
> 図の保存、読み込み
> ここで言う図はデータ込みのプロセス情報を保存できている必要がある。
> つまり、行った動作を保存する。上書き可能。これを発展させることで、ペ
> ージの概念を導入できる。
>
> 画像(中身はブラックボックス)を取り込める。
>
> 画像フォーマット(bmp,tif)のサポート。
> ビットマップの表示ができる。(倍率を変えられる。)
> ⇒描画オブジェクトではなく、ビットマップオブジェクトの仕事。
> つまり、ビットマップオブジェクトにメソッドを流せる必要があ
> る。
>
> 画面分割
> 分割をマウスで行いたい。
> 分割ではなく、追加で行う方法も(積み木)。
>
> マウスを使おう。
> コンタ−の2点をマウスでドラッグすれば、断面図が描ける。
> コンタ−図内に線が引ける。(この線は編集可能)
>
> クリックした場所の値が出力される。
>