12/12 の作業記録 ■超音波風速計の使い方 □シリアルポートの接続 ・電源につなぐ線とシリアルポートが近すぎるので, 線を切り分ける. □HyperTerm 使用法 ◆起動方法 ・実行ファイルの探し方 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「通信」→ 「ハイパーターミナル」として, Hypertrm.exe を見つける. ・実行 1. 実行ファイルをダブルクリックする 2. 「新しい接続」で名前に「超音波風速計」として「OK」 3. 「接続の設定」の「接続の方法」を「Com1へダイレクト」を選択する. 4. 「ポート設定」の「ビット/秒」を「38400」とする. ◆表記について 左端から 風速, 方位角, 上昇(下降)流, 音速, 気温 speed, azimuth, elevation, speed of sound, sonic temperature なお, さらに右のほうによくわからない数字が出てくるが, 無視する. ・個々の表記について 風速 → 風の速度(あたりまえでんがな) 方位角 → 風の吹いている角度 超音波風速計をちゃんとした方向に設置しておかないと ちゃんとした値が返ってこないので注意 上昇(下降)流 → 風が上向きに吹いているか, 下向きに吹いているか 音速 → 音波の速度. 気温に依存している. 気温 → 気温です. ■風向・風速計(通称 AirDO)の使用 □ソフトウェア 今回もDAQボードを使用するので, DAQソリューションを使用する. なお, 風向・風速計はデータが電圧(もちろんアナログ)で出力される. ◆チャンネルの設定 今回はアナログ入力用のチャンネルを作る必要がある. Measurement & Automation エクスプローラ (MAX)を起動して アナログ入力のチャンネルを作成する. 作成の手順はデジタル入出力を作成した際とほとんど同じ 各設定項目は以下の通り ・チャネルの種類 → アナログ入力 ・測定の種類 → 電圧 ・使用するチャネル → 0 [(+)ACH0 (-)ACH8] 2つ以上のアナログ入力(出力)チャネルを作成する場合には 使用するチャネル(0〜) が重ならないように注意 なお, 今回の風向・風速計では風向・風速にそれぞれチャネルが一つづつ 必要なので, 風速にチャネル「0」[(+)ACH0 (-)ACH8]を, 風向にチャネル「1」[(+)ACH1 (-)ACH9]を使用した. ◆使用するサンプルアプリケーション 今回は「ソリューションギャラリ」の中の「電圧・電流測定」の 「電圧測定(連続的)」を使用する. チャネルは先ほど作成したアナログ入力のチャネルを選択すればよい. ◆アプリケーションの使用に際して ・風向と風速で出力される電圧のスケールが違う 風向は 北を 0.00V として 東を 0.25V, 南を 0.50V, 西を 0.75V 北に近づくにつれ 1.00V に近づき, 北で 0.00V に戻る. つまり, 電圧の範囲は 0.00V 〜 1.00V である. これに対し, 風速は 50m/s で 1.0V なので, 実際では 0.01V の桁で計るのが妥当である. ・2つのチャネルを一つのアプリケーションで同時に見る方法 パネルのチャネル欄に「0,1」(真中のものがカンマであることに注意) と書きこむと, チャネル 0,1 を同時に読み込むことができる.