2003 年 9 月 1 日 地球流体電脳倶楽部
上記の例では等値線を描いただけですが, 次は色を塗ってみましょう. コン ター間に色を塗るには以下のコマンドを打ちます.
$ gtview test2d.nc -shade
以下のような図が表示されたことと思います。
コンターを引かず, 色の塗りわけのみしたい場合は以下のコマンドを打ちま す.
$ gtview test2d.nc -nocont
今までの例で得られた図は等値線の間隔が自動的に指定されていました. 今度は好 みの解像度で指定しましょう. 等値線を 5 本描く場合は次のように指定します.
$ gtview test2d.nc cint=-5
cint は図に引く等値線の本数もしくは間隔を指定するオプションです. 指定 した値が負であれば, その絶対値の本数だけ等値線を引きます. また,指定され た値が正の場合はその値毎に等値線を引きます. 指定できる最大本数は50本です. 同様に色を付けた場合は以下の コマンドを打ちます. 以下では図全体の100等分して塗分けています.
$ gtview test2d.nc -nocont sint=-100(右図)
sintは色の塗分間隔を指定します. 指定される引数が正であればその値ごと に, 負であればその数だけ塗分をします. この場合全体を100分割して色を塗り 分けます. 色の塗分けの最大数は 100 等分です.