放射MTGメモ(2017/03/27)

参加者

  • 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 齊藤大晶, 高橋康人

木星大気モデルの開発 (高橋康)

  • 観測との比較案
    • 鉛直フラックスプロファイル・放射冷却率
      • Sromovsky 1998
        • ガリレオプローブ投下地点の大気構造の解釈を検証
        • 全球的な議論への応用に関する考察
    • (緯度別ネットフラックス)
      • Li 2012
        • 各緯度における熱放射量の違いは何に起因しているのか
    • スペクトル
      • 熱放射
        • 主熱放射帯:Fouchet 2004
        • 5um 大気窓:Li 2012
          • それぞれの波長帯のスペクトルはどのように解釈できるか
      • (日射アルベド)
        • Karkoschka 1994 他
    • (不透明度?)
      • 比較対象未定
        • 前提となる大気モデルに強く依存するため比較しにくい
        • Carlson 2016 では 0.8bar で opacity を与えている…など
  • コメント
    • 目的・結論を明確にする必要がある
    • モデルの「検証」とは?
      • 光学特性計算と放射伝達計算で問題を切り分ける
      • 光学パラメータを完全に検証することは実質的に不可能なので、メジャーなバンドのスペクトル比較程度で十分
    • ガリレオプローブ投下地点(GPES) の冷却率プロファイル
      • NH3 ガス欠乏のために opacity が小さく熱放射量が多いとみられる
      • 同条件での放射計算をおこなって確かめる
  • mtg 資料

次回の日程

  • 2017/04/03 (月) 10:30-