[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 林祥介, 倉本圭, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
- k-分布による放射計算プログラムの開発
- 同期回転惑星大気による放射スキームの検討
- ロスランド平均光学厚さによる放射計算
- バンドごとに光学的厚さをロスランド平均
- OLR の line-by-line との差: 最大 20 [W m-2 ] 程度
- どのプロファイルも OLR は過大評価: ロスランド平均は光学的に薄い方に重み
- 同期回転惑星プロファイルに合わせて作成した吸収係数による地球条件放射計算
- H2O のみ同期回転惑星用の吸収係数を用い, CO2, O3 は Chou et al., 2001 を使って計算
- OLR の line-by-line との差: 最大 10 [W m-2 ] 程度
- CO2, O3 も onishi model で計算したもの(地球用) を用いて計算してみる
- GCMに組み込んでテスト
- DCPAM の放射スキームへの組み込みをテスト
- 石渡さんがテスト計算を進めている(太陽定数: 地球条件から)
- 計算のスピードはあまり変わっていない
- Chou et al., 2001 のスキームでは, サブバンドの数が増えても計算コストはあまり変わらない
- 今後の方針
- まずは長波の放射スキームを完成させる
- GCM (DCPAM) に組み込めるモジュールにする
- バンドの切り方の検討
- 温度が高く, planck function のピークが地球条件より高波数にずれる場合
- 物質の種類が違う場合
- Abe & Matsui 1988 が参考になるのでは
- 雲をどうするか
- dcrtm ページの更新
- mtg 資料
- WTK セミナー終了 (10/06)
- 今後の方針 (WTK セミナーでのコメントなどを受けて)
- モデルと比較する観測についての検討・理解
- 雲の与え方の検討
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2014/10/14, Since: 2014/10/30