[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ] 
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋芳幸, 高橋康人, 齊藤大晶, 三上峻, 大西将徳
- 水蒸気大気の放射計算
- OLR の大きさが同じでも, 波長の短いバンドでフラックスを比べれば, 鉛直プロファイルの違いを観測できる可能性がある. 
- 実際の観測において, 中心星の光は分離できるのか?
- 射出限界で抑えられている状態は長時間持続しないので, より多くのフラックスが出ている状態を議論する方が良いかもしれない. 
 
- 混合大気の吸収断面積の計算
- 濱野さんによる検討結果
- 低波数なほど,また,モル分率が大きいほど,線型補間と直接計算のずれが大きくなる傾向
- 吸収線の中心付近で, 相対誤差が大きくなる. 
- 1000 - 1010 [cm-1] の検討では, モル分率 0.1 でも線吸収の中心付近で, 相対誤差 1% 程度. 
 
- 平均的な幅を持つ吸収線が並んでいると仮定した検討. 
- 吸収線が密に並んでいるという仮定の計算になっており, 現実的な状況を反映していない. 
 
- 実現したい計算精度は?
- 石渡さんの暴走地球計算を想定. 
- 地表400-500[K] で H2O 飽和. 非吸収分子が 1気圧. 
- OLR の誤差は 1% 程度(300[W/m2] に対して 1-3[W/m2]程度). 
 
 
- mtg 資料
- 木星, 土星の放射計算
- 前回までの計算では, グリッドの切り方が不十分だったことを確認. 
- 5000 グリッドで大丈夫なのか, 再度検証が必要. 
 
- 下端は 20 bar よりも深くなると, OLR は変化しなくなる(H2, He 大気の場合). 
- 土星は, 観測 Flux とほぼ一致するが, 木星は 4 [W/m2] 程度大きい. 
- 凝結成分のアバンダンスを変えて計算してはどうか. 
- 実際のスペクトルと比較してはどうか. 
- 雲散乱を導入すべき? 
- 雲散乱導入には, 1. 散乱込の放射伝達の実装, 2. 光学パラメタの設定, 3. 雲分布の仮定, のステップ必要. 
 
 
 
- すばる望遠鏡出張
- 連合大会発表
- 連合大会での発表
- 4/29 惑星セッション, 4/30 JUICE セッションの 2 件
 
  dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff  
 
 Last Updated: 2014/04/14, Since: 2014/04/14