[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、高橋芳幸、高橋康人、齊藤大晶、三上峻、大西将徳
- 先行研究のH2O 連続吸収の扱いについて
- 大きく2つのグループがある
- 1. H2Oの連続吸収をMT_CKDモデルなどで導入(Goldblatt et al., 2013, Kopparapu et al., 2013 など)
- 連続吸収の寄与はdimerが主という認識
- 実験データの更新により、連続吸収モデルも更新され続けている
- 2. H2Oの連続吸収は明示的に入れていない(Lupu et al., 2014, Freedman et al., 2008 など)
- HITEMP2010よりもさらにline データの多いデータベースをもとにしている(Partridge & Schwenke, 1997, Barber et al., 2006)
- おそらく、カットオフ無しで吸収断面積を計算している
- 基本的に高温の天体を計算している研究なので、連続吸収の寄与は小さいという認識かもしれない
- 学会発表、論文執筆に向けての方向性について
- 我々の研究に近いGoldblatt et al., 2013, Kopparapu et al., 2013 などと比較して、どこを見どころにするか、またモデルをupdateする、などの立ち位置を考える
- H2O 連続吸収の扱いの違う2つのグループの比較も悪くないが、カットオフなし計算が簡単に可能かなどを考える必要あり
- 「大気は上から冷える」問題について
- 酒井先生の境界層の鉛直分布観測に発端
- "教科書的な" 地表面が熱的なforcing になっている、というモデルとは異なる観測結果
- はしもとじょーじさんが、以前2色グレー大気で計算し、単色グレーとはかなり異なる結果
- line by line で計算してみてはどうか
- さらに水の量を変えてみる
- モデルの検証(複数のプロファイルでLBLRTM とのflux の鉛直分布比較)も合わせて行う
- mtg 資料
- 散乱を入れた計算
- 目的は日射を考慮した計算(短波まで考慮して計算をする必要がある)
- 光田さんD論を参考にプログラミング
- 計算はまだうまくいっていない(定数の単位の変換に問題?)
- 連合大会での発表
- 木星、土星の放射計算をテーマに
- 放射コードの検証・修正が必要
- 修論提出完了(現在発表準備中。差し替え月末)
- アンモニアを導入して計算をできるようにした
- 蒸気圧までアンモニアを導入すると多すぎるので、5%入れて計算
- カリスト条件での結果では、アンモニアの有無による違いは、高温の条件で顕著となる
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2014/02/03, Since: 2014/02/03