[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、はしもとじょーじ、濱野景子、高橋康人、三上峻、大西将徳
- line-by-line 放射計算プログラムの検証作業
- 以前のプログラムには、物質量の計算に誤り、また圧力の単位変換に誤りがあった
- 吸収係数の計算は、大気層の上端下端の吸収係数を、圧力で重みをつけて平均し、大気層の吸収係数とする方法に変更
- 上記を改善したコードで、光学的厚さ計算結果の比較(LBLRTMと大西コードで US Standard Atmosphere の光学的厚さを計算)
- 2600[cm-1]の波数で、大気最下層のレイヤーの光学的厚さ(線吸収のみ)
- 大西コード: 8.57E-003
- LBLRTM: 7.26036727428436279E-003
- この違いが、何によるのかさらに確認を進める
- 大気層の吸収係数を求める際の、補完の問題なのか、吸収係数の計算の問題か
- 大気層の上下の吸収係数の間に、LBLRTMの吸収係数(光学的厚さ)が入っているか確認(物質量の見積もりは適度に)
- はしもとじょーじさんに任意の、温度・圧力・組成で光学的厚さが計算できるコードを依頼
- To Do
- line-by-lineプログラムの検証作業
- MT_CKD連続吸収プログラムの計算についても確認
- 散乱過程の導入
- 太陽放射を導入したプログラムの開発中
- 雲形成について勉強中
- 圏界面高度をパラメタとして計算を実行
- 圏界面高度が5タイタン半径程度までは、放射計算によって温度構造が決定
- それ以上になると、計算ができない(始めに与えた温度構造で決まってしまう)
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2013/04/08, Since: 2013/04/08