[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、はしもとじょーじ、高橋康人、三上峻、大西将徳
- Nakajima et al. 1992の再現
- 等温大気で、プログラムの確認
- 積分の刻み幅〜1(圧力or光学的厚さ)より大きいと、計算がうまくいかない
- 圧力のlogでグリッドを切っていたので、大気下層の積分をこの点から見直す
- 圧力(or光学的厚さ)を一定に切るのか、圧力(or光学的厚さ)のlogを一定に切るのか
- 光学的性質に波長依存性がある場合,光学的厚さが1になる高度が波長によって異なる。光学的性質(例えば吸収係数)は桁で変化する。光学的性質によらず光学的厚さ1の近辺の温度構造を表現するためには,グリッドを圧力のlogがほぼ一定となるように切るべきである。(前提は,大気上端から出て行く放射は光学的厚さ1の近辺で決まる。したがって,光学的厚さ1の近辺の温度構造を表現できるようなグリッドを用いなければならない。)
- 成層圏の下端が水蒸気で飽和しているとき、大気上端から射出できる放射には上限がある。これを Komabayashi-Ingersoll limit と呼ぶ。
- 対流圏から上空への射出を乾燥断熱減率と湿潤断熱減率に従う場合で比較すると
- 乾燥断熱減率に従う大気の方が光学的に薄く、より深いところが見える
- 乾燥断熱減率に従う大気の方が、気温減率が大きいため、より温度が高いところから上空へ射出される
- →乾燥断熱減率に従う大気の方が、上空への射出が大きい
- 成層圏の光学的厚さが1よりも大きいとき: 対流圏とはほぼ無関係に成層圏の状態で射出が決まる
- 成層圏の光学的厚さが1よりも小さいとき: 乾燥断熱減率の大気のとき最大の放射
- Speakerは北大の学生、倉本先生。酒井先生にもお願いしている。
- 6/11(月) 9:00-
- 会議システムは今まで通り"100"を使用する
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Last Updated: 2012/06/04, Since: 2012/06/06