[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 1.吸収係数の計算
- 目標
- パラメタ(大気組成、温度、圧力、波長、波長のレゾリューション)を指定したときに、吸収係数のスペクトルを生成するプログラムとドキュメントの作成。
- プログラムとドキュメントについて
- Fortran90で動く。コーディングは高橋流。
- ドキュメントはTex/dennou style。
- 2.放射輸送の計算
- 目標
- 平衡平板大気において、波長をパラメタに放射を計算するプログラムとドキュメントの作成。惑星輻射、太陽輻射を考慮する。
- この段階で、地球を検証。また観測結果とシミュレーションによるデータを比較する。
- ここまでを1年目で終了する。
- 3.放射輸送その2: エネルギーフラックスの計算(角度の積分)
- 目標
- δ-Eddingtonを使って1次元のエネルギーの流れを計算するプログラムとドキュメントの作成。(参考:MSTRAN)
- 4.k-distribution(振動数方向の積分)
- 目標
- k-distributionを使って振動数方向の積分を行い、放射のエネルギーの流れを計算するプログラムとドキュメントの作成。色々な惑星で計算できる仕様とする。
- 5.GCMへの組み込み
- 目標
- 以上のプログラムをGCMに組み込み、観測結果と比較する。
- ここまでを2年目で完了する。
- Goody and Yung, 'Atmospheric Radiation 2nd ed.'
- K. N. Liou, 'An Introduction to Atmospheric Radiation'
- 柴田清隆「光の気象学」1999
- Nakajima et al., 1992, JAS vol.49, No.23 pp2256-2266
- Kasting, 1991, ICARUS 94, pp1-13
- 石渡他, 1998, ながれマルチメディア
- 光田さんD論(2008)
- 関口さんD論(2004)
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Last Updated: 2012/04/08, Since: 2012/04/08