[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 最終目標
- 徳永: 大気循環モデルに組み込み可能な木星大気放射モデルの構築.
- 齊藤: 初期地球大気の温度構造計算ための大気放射モデルの構築.
- 当面の目標
- 徳永: Appleby and Hogan (1984) で用いられている計算方法を理解する.
- 齊藤: Nakajima et al (1992) の再計算ができるようになる.
- 徳永
- 2.2.4 節
- 図2.1 の水色の矢印は, 考えている層から射出される放射だけでなく,
その層では吸収されずに通過したフラックスも含まれている
- 式 (2.11) を満たす温度構造の計算方法
- 1) 初期に適当な温度分布を与える
- 2) 与えた温度分布をもとに (2.11) の各項を計算する
- 左辺が大きい場合には, その層の温度を少し下げる
- 右辺が大きい場合には, その層の温度を少し上げる
- 3) 右辺 - 左辺 < 10E-6 となるまで 2) の計算を繰り返す
- 4) 右辺 - 左辺 < 10E-6 となったら隣の層に対して 2) の計算を行う
- 5) 全ての層において 2) - 4) を繰り返し行うことで, (2.11) を
満たす
- コメント: 緩和法 (時間発展問題として解く) で計算すればいいのでは?
ニュートン法をあえて使う必要性はないと思われる
- 数値積分
- 光路については台形公式?
- 波長については?
- おそらくバンドモデル, line-by-line ではない
- 齊藤
- 放射フラックスの計算方法
- 指数関数の数値積分はできるだけ行わないように差分式を作った
- 圏界面位置のさがしかた
- 放射フラックスを計算するループとは別に, 圏界面位置を探す
ループを用意する
- 誤りがあった場合にそれを発見しにくいため
- 徳永
- これまでのコメントに基づいてノートを修正 (最優先)
- 式 (2.11) の計算手順の説明は箇条書を使って書く
- 卒論は手を付けないで固定, 修正したものは新たに読書ノートとして
dennou サーバの review 領域に格納,
格納場所は追って石渡さんから指示
- 光学的厚さの計算方法の確認
- 波長積分の計算方法の確認
- 齊藤
- Nakajima et al. (1992) で示されている図を再現する
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2008/06/05, Since: 2008/06/05