= 海洋モデルミーティングログ(2014/02/20)

== 参加者(敬称略)

* 林, 中島, 竹広, 高橋, 石渡, 河合

== 進捗状況の報告(河合)

=== 海洋の地学的データ
* 塩分のグラフのレンジを修正
* 各海洋の特徴的な経度に対してデータを切り出し, 子午面断面の図を作成
* 教科書(Descriptive physical oceagraphy)などを参考に, 図の見所をまとめた 
* 他のトレーサ変数(溶存酸素)の図も書いてみた 
* 参考文献, データ等の引用元の追記
* TODO 
  * 経度軸の修正


=== 風成循環のテスト計算における chevyshev 展開の問題に関して

* まとめページを作成
* 解析関数を与えて, chevychev 展開を使った積分の誤差を評価してみた
   * 連続的になめらかに変化する関数の場合
     * 数値誤差は指数関数的に減少し, 数値誤差の収束は速い. 
   * 境界近傍で急激に変化する関数の場合
     * 数値誤差の収束は遅い
     * 境界層の特徴的長さ内に格子点が最低でも 10 点ほどないと, 
       chevychev 展開を使った積分の数値誤差は大きく, 高周期のノイズが入る.
     * 風成循環計算の例では全鉛直格子点数は 60 点ほど必要 
* TODO
  * 図の格子点位置の見せ方を修正する. 


=== 風成循環のテスト計算の結果をまとめた
 * 東西一様な海面応力(Marshall の計算結果)を与えて, 風成循環の計算をおこなった. 
   * 鉛直格子点数の依存性
     * L20 ではギブス振動が見られるが, L60 では消失. 
     * L60 の初期の運動エネルギーの立ち上がりは L20 の半分ぐらい
   * 水平渦粘性係数の依存性
     * 標準実験の 1/2, 2 倍と変化させたところ, 運動エネルギーの増加率が変化した
      * 水平渦粘性によるエネルギー散逸は, 系の定常状態の到達のための役割を担い得る(?) 
   * 運動エネルギーの収支解析
     * 海面からのエネルギー注入は, 上下境界層での鉛直拡散による散逸と大部分バランスする. 
     * P.E. への変換, 水平渦粘性による散逸は, 鉛直拡散による散逸を補助する. 
 * TODO
   * 定常状態に至るまで, さらに長時間計算(250 yr ぐらい?)
   * 軸対称計算ができるようにコード拡張
   * 移流による時間スケールや水平・鉛直粘性による時間スケールの見積もりを考察に
     含める 
   * 角運動量収支, 運動量収支

== その他の TODO

* 順圧ロスビー波, 内部重力波のテスト計算に関して
 * 傾圧ロスビー波はどうか?
 * 内部重力波
   * 水平伝播するようなケース
   * 鉛直波数をもう少し増したケース 

* EOS に関して
 * 温位・温度間の変換のルーチンを実装し, 温位と温度の差を調べる. 
 * 定圧比熱などの密度以外の変数のグラフも書いてみる
 * Vallis の教科書に載っている(熱力学的一貫性のある)二次関数的な EOS を実装する. 
  * JM 95 から計算される密度等と比較
 * 適用可能なパラメータ範囲外と思われる, 系外惑星的設定での EOS 振る舞いを調べるべく, 
   グラフの描画範囲を広げてみる

== 次回予定日
-  03/27(木) 14:00 から


