Last Update 2004/03/09 - daktu32@ep.sci.hokudai.ac.jp
本発表の目的は以下のとおり
- GPhys 等電脳 Ruby 製品群を利用した可視化・解析作業の具体例を紹介
- 利用者側からの機能等に関する要望(開発者の方々に対して)
- スクリプトの設計や現在抱える問題を聴衆の識者に質問
- (あわよくば) DCCHART プロジェクトという活動自体の宣伝
電脳 Ruby-Workshop での発表であることから, 電脳 Ruby 製品群の利用例を
示すことになる. よって
- rgtview.rb - 可視化スクリプト
- gtstspct.rb - 解析スクリプト
として, 紹介. 各スクリプトの機能などを見せた後に
特に GPhys の機能を用いてこんなことができました, とっても便利です,
といったことを感想として述べるスタイルにする.
- DCCHART というプロジェクトがある
- 再解析データをたくさん netCDF 形式でアーカイブしてるらしい
- それらデータのサンプルイメージを公開しているらしい
- 作業につかってる可視化・解析プログラムは GPhys を利用してるらしい
- 特に GPhys のコンポジット機能は便利らしい
以下, スライドタイトルを連ねる
タイトル: GPhys を利用した気候図の作成 - DCCHART プロジェクト -
発表者: 塚原, 石渡, 小高, 林(???)
余裕があれば, 塚原自身の紹介と, ネタ仕込み.
本発表が
「GPhys 等の電脳 Ruby ツール群 の利用者的ショートレポート」
であることを明言.
- 話の流れ上, 具体的にプログラムの中身を見せることになるが, 相当汚いコードを書いている.
また, Ruby のお作法からはずれたこと, 効率の悪いことをしているかもしれない
どうかご指摘いただきたいということを述べる.
- DCCHART プロジェクトの紹介
- DCCHART プロジェクトにおける電脳 Ruby ツール群の利用例
- 製品に対する要望/質問/感想
以下, ERA40 を念頭におく.
- データダウンロード
- 月毎に切り出し & 属性の設定
- (必要に応じて)欲しい物理量の計算 (*1)
- データの可視化(*4)
- 月毎に分割されたデータより1年分の時系列をさくっと可視化したい
- 何枚もの絵をまとめて処理するので, CUI が望ましい
- せっかくなら汎用的なツールを...
可視化スクリプト
rgtview (仮)
- コマンドラインツール的お絵描きスクリプト.
- 使い方はgtview ライク
- 引数に与えた netCDF ファイルから任意の変数を可視化
- カラーバー.rb を利用している.
- 中身
- ファイルアクセス等インターフェイスは GPhys を利用
- 細かいレイアウトは直接 dcl の変数を設定する
- 多少, GPhys のメソッドもいじっている(再定義)
時空間スペクトル計算
gtstspct.rb(仮称)
- 堀之内さん作成の gtstspct を念頭に作成.
- GPhys のメソッドとして, スペクトル計算メソッドを作成.
- 中身
- ファイルアクセス等インターフェイスは GPhys を利用
- 多少, GPhys のメソッドもいじっている(再定義)
- GPhys を利用する主だった利点
- GPhys の composit 機能により, 月毎分割された複数のファイルから
1 年分の時空間スペクトルを計算可能.
- NArray を用いることで, 各配列要素への演算が速い!!!
- 感想
- GPhys 自体の感想
- その他
- スケールファクター等に対応してくれていることで, らくらく
- Ruby に対する感想
- 各スクリプトごとにメソッドの挙動の変更が容易である.
- 要望
- DCCHART に纏わる塚原的野望
- rgtview.rb
- 製品として後悔できるレベルにしたい
- データアクセス部分のみ, netCDF に特化(実質 1 行!!)
- 色合いやレベルは設定ファイルにテキストとして保存するように
- その他の解析スクリプトの設計
- Intel i386 linux-ver.2.4.24
- Debian GNU/Linux 3.0
- ruby 1.6.8