■ 塚原さん修論コメント

3.1.1 節

- (3.1), (3.2) 式はどのような時間スケールで考えているか?
  正しくは残差があるはず.

- Kalnay et al. (1996) との違いの原因は, 平均をとった年数によると思
  われる. 確かめるためには, 彼らとおなじ年数で平均をとった図を書いて
  みる必要がある.


3.2.1 節

- 東西風の分布を記述する際にはいつも EP フラックス発散の分布と対に
  して語る必要がある.

- 低緯度の水蒸気分布の成因がハドレー循環(=東西平均流)かどうかは, 今
  回の解析だけではわからない.

- EP フラックスの記述は以下の点がおかしい. いずれも今回の解析だけで
  はわからない.
  - 中緯度から赤道への波の伝播
  - 低緯度の加速に関するロスビー波の記述

- 熱収支の図は以下のようにしたい.
  - 放射収支 (e) には以下の線を加える
    - 正味の短波放射加熱
    - 正味の長波放射加熱
    - 正味の放射加熱
  - 熱収支 (f) には以下の線を加える
    - (e) に加えた正味の放射加熱

- 熱輸送の図は以下のようにする.
  - 乾燥静的エネルギー (g)
    - 湿潤静的エネルギー (dry + latent, 黒)
    - 乾燥静的エネルギー (bar+dash, 青?)
    - 乾燥静的エネルギー (bar, 赤)
    - 乾燥静的エネルギー (dash, 緑)
  - 潜熱 (h)
    - 湿潤静的エネルギー (dry + latent, 黒)
    - 潜熱 (bar+dash, 青?)
    - 潜熱 (bar, 赤)
    - 潜熱 (dash, 緑)


- 図の並びは以下のようにする.
  (e) (f)   熱収支
  (g) (h)   熱輸送
  (c) (d)   温度と水蒸気分布
  (b) (a)   ジェットと子午面循環
  (i) (j)   EP フラックスと残差循環


3.2 節

- 気候値は愚直に語る. 季節変化(DJF)は気候値からのずれがどのようであ
  るかを語る. 季節変化(JJA) は DJF と比較した場合の相違点を語る.
  - 現状は数字を羅列した語り口になっているのでチェックしづらい.


3.2.2 節

- 季節変化の振幅を語る場合, その物理量に関する季節進行の図を書く.
  - 図は作っていたが修論に差し込むのを忘れた.

4 節

- 降水についての偏差の図があるといいなあ.

■ 新たに欲しい動画

- 25 年平均の年変化
  - 各月(? 5日平均くらいがいいか?)の 25 年平均をつなげてた動画

- 各年の月平均を単純につなげた動画

dcchart Project Group / GFD Dennou Staff
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