2004/04/02 塚原大輔 新規作成
DCCHART プロジェクトでアーカイブする ECMWF/ERA40 をソースとするデータについて解説する.
下記 URL より取得
ECMWF Data Server - Retrieve data from the ECMWF 40 Years Re-Analysis <URL:http://data.ecmwf.int/data/d/era40/>
2003/12/22 12:00 〜 2003/12/23 04:00
一つのデータに含む物理量やデータの範囲は以下を目安にして落としてきた.
物理量: 一つのファイルに一つ. 期間: 6 時間毎(0000, 0600, 1200, 2400), 半年分(01-06月, 07-12月) 鉛直範囲: 23層(全部) これは, ダウンロードした後のデータの切り出しやサーバで設定された限界値を考慮した結果である.
daily データは, ORG_data/ 以下のオリジナルデータを util/netcdf_cutter.rb を用いて月毎に切り出したものを指す. それぞれ 1 つのファイルに 1 月分のデータが格納されるようにしている. データ作成のコマンドは各ディレクトリにおいてある Makefile に記述されている. daily ファイルを作成する場合は, 各ディレクトリにおいて,
% make
を実行することで, 作成される. ファイルを消去する際は
% make ncclean
とすること. 詳細は netcdf_cutter.rb, Makefile を参照のこと.
monthly-mean データは, daily データに util/mkmean-?dim-nc.rb を作用させて生成される. データ作成のコマンドは各ディレクトリにおいてある Makefile に記述されている. monthly-mean ファイルを作成する場合は,各ディレクトリにおいて,
% make ncall
を実行することで, 作成される. サンプル図表の絵は
% make fig
で生成される. 単に make した場合は, ファイルと絵の双方が生成される. 詳細は mkmean-?dim-nc.rb, Makefile を参照のこと.
オリジナルデータより計算される量は, bin/gt*.rb により計算される. どの物理量がどのスクリプトによって生成されたかは, 各ディレクトリ以下の Makefile を参照のこと.
2004/04/02 現在のデータは以下のとおり. 期間はどれもが 2001 年のデータ.
物理量 ディレクトリ名 備考 ================================================== 東西風速 U.2001.ERA40 南北風速 V.2001.ERA40 鉛直風速 Omega.2001.ERA40 温度 T.2001.ERA40 質量流線関数 Strm.2001.ERA40 南北風速より計算 温位 Theta.2001.ERA40 温度より計算
物理量 ディレクトリ名 備考 ================================================== 総降雨量 Precip.2001.ERA40 層状性降雨量 Precip-tp.2001.ERA40 対流性降雨量 Precip-lsp.2001.ERA40 OLR TTR.2001.ERA40
ERA40 データは 2 次配布等の制限があいまいなので, netCDF データは非公開とする, よって, 公開するのは png, ps 等の 画像ファイルのみである. これらについては, 公開領域から 非公開領域へシンボリックリンクを張ることで対処している.