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計算例: 上流差分
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2 次元 の計算
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2 次元 の計算
目次
設定
Smolarkiewicz(1983) で用いられた設定と同様とする.
計算領域に
をとる. それぞ れの方向に 100 個の格子に分割する. すなわち
である.
速度場は
を中心に角速度
で剛体回転する場を与える. すなわち
である.
の初期値は円錐形分布を与える. 底面の円の中心は
,半径は 0.15 , 円錐の高さは 4 とする.
境界条件は全ての変数が壁で対称となるように与える.
時間格子間隔
は 0.1 とした. これより与えられる クーラン数 MAX
は約 0.7 である.
以上の設定で計算すると, 時間方向に 628 ステップ計算でほぼ一回転する. 計算領域と初期値の分布はFig.
1
に示す.
図 1:
計算領域と初期値の分布.
Odaka Masatsugu 平成18年2月10日