11/21 の作業記録 ■雨量計用のシグナルを受けるためのハードウェア作り □仕組みの理解 雨量計(Model 50220)では 0.1mm の雨量ごとに 一瞬, 内部回路がつながる. つまり, 電源とつないでおくと, 0.1mmごとに 内部で電気が流れる. □作成するハードウェアの役割 雨量計内部で電流が流れた回数を7bit(128)まで 記憶しておき, 1〜10分おきにLabViewに読み取らせる. □具体的な作成手順 ・設計図作成 ハードウェア自体の設計図は遊馬先生が書いてきてくれたので それを元に作成する ・基板の設計図の作成 基板への具体的な配線図を考え, 基板の設計図を作成する. 作成した設計図は近日中に光田さんが作成するはず. - 作成で注意した点 今回は既に一部分がつながっている基板を使用した. 多少配線に気を使う必要があるが, この方がはんだ付けなどの手間が少なくて済みそうなため そちらを選択した. ・基板とパーツをはんだ付けする. 基板に必要なパーツをくっつける. 当然ながらはんだ付けである, まずは仮止めを行い, その後本付けを行う. - 作業での注意 ・既につながっている場所を切る 既に, 一部の穴と穴とが連結されている基盤を 使用したので, 数箇所のメッキ(?)を切る必要がある. 強引にカッターで削る方法もあるが, もう少し簡単に 切る方法もある. - 手順(というほど大仰なものでもないが) 1. 切り取る部分(の端)に2箇所しっかりと切れ目を入れる. 2. 切り取る部分をはんだごてで削り取る. (ニスは熱で解けるので, このやり方できれいに取れる.) - 基盤完成後の問題点 当日中に基盤が完成した. (とりあえず) ただ, いくつか問題発生. ・Q1のランプがずっと点灯したまま(約2ボルト) ・リセットランプがずっと点灯したまま →抵抗8番をアースすると、リセットランプは消える   しかし、リセットはされない。 ・Q7のランプとICを接続し忘れた。 ・縦一列の抵抗を10kΩを使用してしまった(本当は400mΩ? →ランプの光り方が暗いだけで、問題なし? ■DAQボードを導入  GPIBではいよいよダメそうなので(前の2週間はいったい…) 泣く泣くDAQボードを使用する. (隣で先にDAQボードを導入していた小松くんに助けを求める.) □ハードウェアの準備 DAQボードとPCをケーブルにつなぐだけだった. (もちろん既にそのためのボードがPCにセッティングしてあったからだが…) つなごうとしたら電源を落としていないことに気づく. (プラグアンドプレイに慣れちゃってるなぁ…) ちゃんと電源を落として接続すること □ソフトウェアの準備 ソフトは従来どおりLabVIEWを使用する. ただし, DEQボード用に既にプログラムが用意してあるため それを使用する. (実用のためには手を加える必要があるが) ・サンプルプログラムの呼び出し LavVIEWを起動 → 「DAQソリューション」→ 「Measure ... を使用」にして「次へ」→ 「チャンネル名なしで継続」→「ソリューションギャラリ」と選択すると サンプルプログラム(ソリューション)が表示される. ・チャンネルの設定 もともとのチャンネル設定では複数のラインからデータを 読み取れないので, チャンネルの設定を行う. □チャンネルの設定 ・Measurement & Automation Explorer を起動 LavVIEWを起動 → 「DAQソリューション」→ 「Measure ... を使用」をクリック ・データ設定で新規作成 「データ設定」を右クリックして「新規作成」 ・設定例 構成するチャンネルの種類 - デジタルI/O チャンネル名 - デジタル出力 デジタルタイプ - ポートから読み取る DAQハードウェア - Dev1: PCI-6024E (というかこれしか無い) 使用するポート - DIO 以上の設定をすると, デジタルデータの出力を感知できるようになる. □デジタル入出力用のサンプルスクリプト 「ソリューションギャラリ」と「カスタムDAQアプリケーション」の 選択画面で「カスタムDAQアプリケーション」を選択する. デジタル出力を選択し, Step2では「シングルデジタルポート」を選択 して「OK」とする. すると「ソリューション」の欄にサンプルプログラムの一覧が出るので どれかを選択し, 「ソリューションを開く」でプログラムを開く ことができる.