4.3.23 shtlfw

1.
機能
ルジャンドル正変換を行う.

2.
定義
帯状波数の実ウエーブデータ Wm(φ) に対して,

isw=0の場合, 通常のルジャンドル正変換;

(4.36)

を行う.

isw=1の場合, 緯度微分のルジャンドル正変換;

(4.37)

を行う.

isw=-1の場合, 経度微分のルジャンドル正変換;

(4.38)

を行う.

3.
呼び出し方法
sm = NumRu::DCL.shtlfw(mm,m,isw,wm,work)

4.
パラメーターの説明
mm (I) 入力. 切断波数(M).
jm (I) 入力. 南北分割数の1/2(J)
isw (I) 入力. 変換の種類の指定(上記定義を参照)
m (I) 入力. 変換を行う帯状波数(m).
wm (R) 入力. ウエーブデータ. (長さおよび並び方は shtlbwを参照).
sm (R) 出力. スペクトルデータ. (長さおよび並び方は shtlbwを参照).
work (R) shtintで初期化された作業領域.

5.
備考
(a)
isw=0の場合, ウエーブデータwmshtlbwisw=0 として作成されたものである場合には, 上記の積分がaliasingなしに完全に評 価される.
(b)
isw±1の場合, ウエーブデータwmshtlbwiswとして作成されたものである場合には, 上記の積分がaliasingなしに完全に評価される.
(c)
mであること.