2.4.3 msgdmp

1.
機能
メッセージを出力する. 指定するパラメーターに応じてプログラムは強制終了 または続行の制御を受ける.
2.
呼び出し方法
NumRu::DCL.msgdmp(clev,csub,cmsg)
3.
パラメーターの説明
clev (C*1) メッセージのレベルを 'E', 'W', 'M'のうちから1つ指定する. メッセージレベルの意味と作用は以下のとおり.
    'E':重大なエラー.プログラムは強制終了する.
    'W':警告. 何らかの処置をおこなってプログムは続行する.
    'M': メッセージ. 何の変更もせずに(あるいは特に問題とならない変更をして) プログラムは続行する.
csub (C*6) msgdmpを呼んでいるメソッド(元サブルーチン)名を指定する.
cmsg (C*(*)) 出力するメッセージ.
4.
備考
(a)
'E'が指定されたとき, システムに依存したエラー処理をおこなって強制終了する ルーチンosabrtを呼ぶ. (詳しくは3.3.5節参照のこと. )
(b)
サブルーチンの作用としては, 'W''M'は同じ作用をする. 2つのパラメーターの違いはユーザーの側で使い分けること.
(c)
CMSGの最大文字数は174文字.
(d)
メッセージを出力する出力装置番号は内部変数'MSGUNIT' (初期値は6)で決まる.
(e)
出力する最大メッセージ数は内部変数'MAXMSG' (初期値は20)で決まる.
(f)
1行に書く文字数は内部変数'NLNSIZE' (初期値は78)で決まる.
(g)
出力するメッセージのレベルは内部変数'MSGLEV' (初期値は0)で決まる.
(h)
下位にMSZDMPという名前のサブルーチンがある.