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DCL:MATH１:MAPLIB : 地図投影変換:メソッド(元サブルーチン)の説明

21.3.7 MPFKTD/MPIKTD

1.

機能

北田楕円図法の投影, 逆投影を行なう.

2.

呼び出し方法

CALL MPFKTD(XLON,YLAT,X,Y)
CALL MPIKTD(X,Y,XLON,YLAT)

3.

パラメーターの説明

xlon,ylat	(R)	経度, 緯度.
x,y	(R)	x, y座標.

4.

備考

(a)

これは正積図法である.

(b)

定義式

$$\begin{eqnarray*}x & = & \frac{9 a \cos (\alpha)}{5\pi} \lambda \\y & = & a \sin (\alpha) \\\end{eqnarray*}$$

ここで,   $a = 2 \sqrt{10 \pi/(12\pi + 9\sqrt{3})}$, $\alpha$ は

$$2\alpha + \sin(2\alpha) =\left( \frac{2\pi}{3} + \frac{\sqrt{3}}{2} \right) \\\sin{\varphi}$$

の解である.

(c)

極は $y=\pm\sqrt{3}a/2$ の長さ a の線分に投影される.

(d)

この図法は教育用地図帳に多く使用されている.