これから紹介する方法は windows で cvs クライアントを使う方法である. 今回は ssh 経由でつなぐ方法であるため,ssh サーバが使える必要がある. (例 cygwin の openssh など.cygwin のインストーラを DL してきて, openssh をインストールする.インストールが終わったら 環境変数にcygwinのパスを追加する.)
「入門CVS第2版下書き置き場」内の 2.3 から,ごった煮版 (wincvs120-sjis_gottani.20010327.bin.lzh) を DL する.
DL した wincvs120-sjis_gottani.20010327.bin.lzh を解凍する.
わかりやすくするために具体例を下記のようにおく.
例 Windows C:\cvs_test_local サーバ /home/hoge/cvs_test_server (サーバのアドレス: www.hero-hero.org)
wincvs.exe を起動し,以下の項目を設定する.
管理
  => 設定
       => 全般
          ・CVSROOT(CVSリポジトリの場所) を入力:
           (例) hoge@www.hero-hero.org:/home/hoge/cvs_test_server
          ・認証方法
           (例) SSH 経由で接続
       => 共通設定
          ・読み込み専用でチェックアウトのチェックを外す
       => ポート指定
          ・使用するrshを指定する   ssh
          (コマンドプロンプトでsshが起動するか確かめるとよい.
           起動しなければwincvsもサーバに繋がらない.)
       => WinCvs
          ・HOME フォルダ (CVSパスワードの格納に利用)
           (例)C:\home/hoge
作成
  => チェックアウト
       => チェックアウト
          ・モジュールの名前又はサーバ上のパスを入力
           (例) cvs_test_server (サーバ側で設定したもの)
          ・ローカルディスク上のチェックアウト先
           (例) C:\cvs_test_local
チェックアウトが終わると,ファイルを取得する.
wincvs 上の前回取得したフォルダを選択し,右クリック. 更新を選択する.
wincvs 上の変更したファイルがあるフォルダを選択し,右クリック. 格納を選択する.
wincvs 上で追加したいファイルを選択して
修正 => 追加
wincvs 上でリポジトリから削除したいファイルを選択して
修正 => リポジトリから削除
windows では shift-jis を使い,サーバ では euc を使う場合, 文字コードをいちいち変換しなくてはならない. そこで文字コードを自動で変換してくれるパッチがあるので紹介する.
CVS の euc sjis 相互変換モジュール から wincvs120-sjis_gottani-euc-sjis-20020827.zip を DL し,解凍する. 解凍してできたファイル
を wincvs.exe があるフォルダに上書きする.