惑星大気放射モデル 3 木星大気計算への準備

概要

  • 木星大気を計算するために大気プロファイルを用意する.
  • 放射モデルは, 温度, 大気組成の高度分布の netcdf 形式のデータが必要であるが, ひとまず温度の高度分布のみをテキスト形式で用意する.

データ

Planetary Data System (PDS) からダウンロードしたデータを用いる.

用いる温度データは Galileo 探査機 Atmospheric Structure Instrument (ASI) によって観測されたものである.

  • 観測結果 1 (上部) (descent.tab)
    • 書式説明 (descent.lbl)
      • 1 カラム目 : 時間
      • 2 カラム目 : 高度 (m)
      • 3 カラム目 : 圧力 (bar)
      • 4 カラム目 : 温度 (K)
      • 5 カラム目 : 密度 (kg m-3)
      • ...
  • 観測結果 2 (下部) (upperatm.tab)
    • 書式説明 (upperatm.lbl)
      • 1 カラム目 : 時間
      • 2 カラム目 : 高度 (km)
      • 3 カラム目 : 圧力 (bar)
      • 4 カラム目 : 温度 (K)
      • 5 カラム目 : 密度 (kg m-3)
      • ...

方針

  • 上記の二つのファイルから, 圧力の対数で等間隔 (del log(p) = const.) に温度を計算する.
  • 二つのファイルのファイルが持つ範囲の間のギャップは適当な方法で内挿する.
  • 最後に全体を滑らかにする操作が必要かもしれない.