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解像度 T42L20:初期値温度場 300K の場合

概要

下記の環境, およびパラメータで Held and Suarez (1994) 実験を行った結果を記す。

実験環境

システム (uname -a) Linux leaf.ep.sci.hokudai.ac.jp 2.4.20-31.9smp #1 SMP Tue Apr 13 17:40:10 EDT 2004 i686 i686 i386 GNU/Linux
コンパイラ Fujitsu Fortran Compiler バージョン 5.0
コンパイラオプション -Am -Kfast -E fitu (モジュール読み込み, 自動高速化, ループ化などの表示)
実行時間等に関する情報 nc/clock.txt

実験設定

プログラムソース dcpam2 (2005/02/14)
 
計算領域 水平(λ,φ) : 全球 (λ=[0, 360], φ=[-90, 90])
鉛直(σ=p/p0) : 大気下端〜上端 (σ = [0, 1])
時間間隔 240.0 [s]
積分時間 1250 [day]
境界条件 水平(λ,φ) : 周期境界条件
鉛直(σ) : dσ/dt = 0 (σ = 0, 1)
数値解法 水平(λ,φ) : スペクトル法 (球面調和関数展開・三角形切断)
鉛直(σ) : 差分法 (Arakawa and Suarez (1983))
時間(t) : リープフロッグスキーム (Asselin (1972) のフィルター係数 : 0.05)
 
空間解像度 東西格子点数 : 128
南北格子点数 : 64
鉛直格子点数 : 20
最大波数 42
 
惑星半径 6.371e+6 [m]
回転角速度 7.292e-5 [1/s]
重力加速度 9.8 [m/s^2]
大気定圧比熱 1004.6 [J K^-1 kg^-1]
大気気体定数 287.04 [J K^-1 kg^-1]
最大波数に対する e-folding time 8640.0 [s]
超粘性の次数 8
基本場の温度 温度一様(300.00 [K])
基本場の気圧 気圧一様(1000.00 [hPa])

参考文献

結果


東西風
result_vlon.nc



VelLon_DayMean200-1250_LonMean.png

200 日目から 1250 日目までを平均した、帯状平均東西風。 Held and Suarez(1994) で示される T63 の 結果とかなり近い結果が出ている。



VelLon_Day200-1250_LonMean_Sigma0.2.png

帯状平均東西風の日変化。σ = 0.2。 東西ジェットの最大値の軸が南北の移動していることが分かる、 詳細な解析はおこなっていないが、 平均的すれば南北対象であることは左の図からわかる。


 

南北風
result_vlat.nc

鉛直風
result_sigmahalf.nc

温度
result_temp.nc

VelLat_DayMean200-1250_LonMean.png

200 日目から 1250 日目までを平均した、帯状平均南北風。



VelSigma_DayMean200-1250_LonMean.png

200 日目から 1250 日目までを平均した、帯状平均鉛直風。 σ = 1 が地上、σ = 0 が大気上端なので、 σ > 0 は下降流、 σ < 0 は上昇流である。



Temp_DayMean200-1250_LonMean.png

200 日目から 1250 日目までを平均した、帯状平均温度。


     

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